ぎょうだ足袋蔵ネットワーク
足袋とくらしの博物館
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足袋とくらしの博物館
職人さんと足袋  

「足袋とくらしの博物館」は元は牧野本店という足袋屋さんの足袋工場でした。建物が使われなくなった後、2005年10月、工場の面影をほぼそのままに残した博物館として生まれ変わりました。 博物館では展示物や元足袋職人さんによる実演を見学できます。

 

My足袋作り体験

・開催日…毎月第二日曜
・開催時間…午後1時〜午後3時(所要時間2時間かかります)
・参加費…一足 2,500円
・定員…5名
・要予約
 お電話…tel.048-556-5171(土日 10時〜15時のみ *時間外はメールでお問い合わせお願いします)
 E-mail… gyoda@tabigura.net


博物館に用意されたお好きな生地を選ぶか、持ち込みでお好きな生地をご用意いただいてオリジナルの足袋を作れます。
足袋作りの工程は13工程あります。ミシン等はプロ用のもので、怪我の防止のため素人では取扱が難しい工程が多々あります。そのため一部の工程を体験頂くものです。 工程を追って説明しながら進めるため、毎回5名までの参加者で開催しています。 My足袋づくり体験では、その場で足袋が仕上がりお持ち帰り頂けます。

 


開館時間と交通のご案内

・開館日…土、日
・開館時間…午前10時〜午後3時
・入館料…200円(小学生は100円)

〒361-0073 埼玉県行田市行田1-2
tel.048-552-1010(10時〜16時)
/まちづくりミュージアム
行田周辺地図
交通機関

(1)秩父鉄道 行田市駅 南口より 徒歩5分
(2)JR高崎線 吹上駅 北口ロータリーより
  ・朝日バス 前谷経由「商工センター前」下車 徒歩1分
  ・朝日バス 佐間経由「新町1丁目」下車 徒歩3分


駐車場

商工センター1Fと、商工センターの目の前にある駐車場を
ご利用ください
行田市街地地図
 
  牧野本店について
  外観   牧野本店の歴史的価値

行田随一の豪勢な店蔵、木造洋風の工場、土蔵3棟が残る牧野本店は、全盛期の典型的な行田の中規模足袋商店の様子を伝える貴重な建物群です。 それを物語るようにこれまでこのような調査・取材がなされています。
 
   
  【行田市教育委員会】…牧野本店の建物群について早くから貴重な文化財であると認識していて、昭和63年度以降幾度か調査が行われ、平成11年度には店蔵と工場について建物の平面図・立面図の作成が行なわれています。さらにその結果を踏まえて、登録文化財として建物を保存・活用するよう牧野氏に打診がされています。

【埼玉県教育委員会】…平成8年刊行の「埼玉県の近代化遺産」に行田を代表する足袋産業関連の近代化遺産として牧野本店の概要を掲載しています。さらに平成15年刊行の「近代遺跡基礎データ集」にも近代遺跡として行田市分のTOPに掲載されています。

【埼玉県建築士事務所協会】 …同協会刊行の「さいたま25周年記念号」に“わが町の残しておきたいもの”として牧野本店を北埼支部が選定・紹介しています。また、埼玉建築士会の行田分会でも平成15年度に牧野本店を調査し、保存すべき貴重な建物だと評価しています。

【マスコミ等】…平成16年6月18日付で朝日新聞の連載「彩影 ふるさとの建築」で『「足袋で栄えた行田」。それを物語る生きた見本である』と紹介されたほか、平成17年8月発行の最新の「るるぶ」埼玉版で牧野本店が紹介されています。

また「ぎょうだ蔵めぐりスタンプラリー2005」で建物内部が公開された際には、その建築の素晴らしさが評判になるとともに、保存すべきとの声が見学者からあがっていました。

このように牧野本店の建物群は、多くの専門家や市民から貴重で保存すべき建物としてその価値が広く認められており、なおかつ行田の足袋産業の歴史・伝統・文化が凝縮された良い状態でまとまって残されている非常に稀有な建物群と言えます。
 
   
  足袋とくらしの博物館   牧野本店の概要と沿革

牧野本店は明治維新後の明治7年に武士から足袋商人に転身した牧野鉄弥太氏によって始められました。

明治32年以降3棟の足袋蔵を建設するなど商売を拡大して行き、大正中頃には白足袋の製造も手掛けるようになりました。そして大正時代後半には、木造洋風建築の工場(大正11年8月10日棟上、施工は現在の関口工務店の先代の関口由三郎)を建設、電動ミシンを導入して設備の近代化を図りました。ほぼ同時期に工場西隣の土蔵も建設しています。
 
   
  さらに少し遅れて、現在の店舗兼主屋の建設に着手しました(大正13年頃建設)。この木造二階建ての店蔵は、行田市内に現存する5棟の店蔵の中で最も保存状態の良い、大正期の行田を代表する建物で、間口4間、奥行き3間の総欅造り(欅は深谷産、隣の愛宕社境内で木挽きされた)の帳場や、盗難除けの「おろし戸」など往時の姿を良く留めています。

その後、昭和初期の足袋産業全盛の時代には工場を現在の様に2階建てに建て増して(「御神楽」と牧野氏は呼んでいます。柱を見ると2階を継ぎたした様子がよくわかります)生産を拡大、「力弥たび」の商標で足袋の製造・販売を行ってきました。
「力弥たび」は八戸市を中心に東北に向けて手広く商売を行っていましたが、足袋産業の衰退、従業員の高齢化、後継者不在といった悪条件が重なり、平成17年4月をもって3代続いた歴史に終止符を打ちました。

その後、各建物は若干の老朽化は見られるものの早急に修理等を要する部分は見られず良好な保存状態でしたが、一時は工場取り壊しの話が持ち上がりました。そこでNPO法人ぎょうだ足袋蔵ネットワークが足袋の博物館として活用したい旨をお願いしたところ、工場と土蔵1棟の使用をご許可頂き、埼玉県の助成を受けて平成17年10月に「足袋とくらしの博物館」を開設するに至りました。
 
   
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